
仕事での人間関係を円滑にするためには、相手の意見を尊重する「肯定の表現」が欠かせません。中でも「ごもっとも」という言葉は、強い同意を示す際に非常に便利な表現です。一方で、やや堅い響きがあるため、使いすぎると少し威圧感を与えてしまう懸念もあります。本記事では「ごもっとも」のスマートな使い方や、より適切な言い換え表現などについて、例文もあわせてご紹介します。
「ごもっとも」の意味
「ごもっとも」は、「道理にかなっていること、その通りだと思われること」という意味の「尤も(もっとも)」に、丁寧さを表す接頭語の「御(ご)」がついた言葉です。相手の意見を肯定し、尊重する気持ちを伝える丁寧な表現です。敬語の分類では「美化語」にあたり、言葉を丁寧に美しく整える役割を持っています。「尤」は常用外漢字のため、ひらがなで「ごもっとも」と表記されるのが一般的です。
単に「その通りだ」と賛成するだけでなく、相手の考えが論理的であり、納得できるものであるという敬意が含まれているのが特徴です。相槌や、相手の指摘を受け入れる際のクッション言葉としても非常に重宝されます。
「ごもっとも」の使い方
「ごもっとも」は、相手の意見や指摘を深く肯定し、敬意を払う際に非常に有効な言葉です。丁寧な接頭辞「ご(御)」がついた敬語表現であるため、上司やクライアントといった目上の人に対しても自信を持って使うことができます。
主な活用シーンとしては、相手の提案に同意する場面だけでなく、ミスを指摘された際の受け答えや、相手の要望に応じる際のクッション言葉などが挙げられます。状況に合わせて語尾や形を使い分けることで、より誠実で知的な印象として伝わりやすくなるでしょう。
● 相手の意見や指摘を全面的に肯定する場合
相手の発言が理にかなっていると同意する際に「ごもっともです」と伝えます。 また、より丁寧な「ごもっともでございます」を使うと、さらに深い敬意や謝意を込めることができます。
〈 例文 〉
□ 部長のご指摘はごもっともでございます。すぐに内容を精査し、修正に取りかかります。
□ 〇〇様がおっしゃることはごもっともです。その方針で進めるのが最善かと存じます。
● 相手の発言を尊重しながら自分の意見も述べる場合
相手の主張を一度しっかりと受け止めつつ、異なる事情や視点を伝えたいときに「ごもっともですが」という形で用います。 これにより、角を立てずに自分の意見を切り出すことができます。
〈 例文 〉
□ 効率を優先すべきというお話はごもっともですが、今回は品質維持の観点から慎重に進めさせていただけますでしょうか。
□ 〇〇様のご懸念はごもっともでございますが、本件につきましては別の解決策も並行して検討しております。
● 名詞と組み合わせて評価や理解を示す場合
「ごもっともなご意見」のように名詞の前に置くことで、相手の考えが極めて妥当であることを強調できます。 相手への称賛や共感を示す際に適しています。
〈 例文 〉
□ 実現可能性を重視すべきという、ごもっともなご意見をいただきありがとうございます。
□ 納期短縮のご要望は、ごもっともなお話でございます。社内で調整し、最善を尽くします。
「ごもっとも」を使う際の注意点
「ごもっとも」を使う際は、ただ言葉を重ねるのではなく、以下の点に気を配ることで、より円滑なコミュニケーションが実現します。
1. 過度な使いすぎに注意する
「ごもっとも」は、言葉自体に重みがあり、やや堅い響きを持つ表現です。そのため、会話の中で何度も繰り返してしまうと、相手に「本当にそう思っているのかな?形式的なお世辞ではないか?」と不信感を与えてしまうおそれがあります。ここぞという場面で効果的に使うよう意識し、日常的な相槌では他の表現と組み合わせるなど、バランスを大切にしましょう。
2. 自分の意見や考えもセットで伝える
相手の意見に同意を示すのは素晴らしいことですが、「ごもっともです」とだけ返して会話を終わらせてしまうと、受け身で一方通行な印象を与えかねません。同意した上で、「私はこのように考えております」「その点につきましては、このように対応いたします」と、自分の意見や具体的なアクションを添えることが重要です。そうすることで、主体性を持って仕事に取り組んでいる姿勢が伝わります。
3. 本心から同意できる場面で見極める
「ごもっとも」は、相手の主張が「道理にかなっている」と認める強い肯定の言葉です。もし本心では異なる意見を持っているのに、その場しのぎで使ってしまうと、後々のトラブルや誤解を招く原因になります。自分の考えと照らし合わせ、本当に納得した際にのみ使用することで、言葉に誠実さが宿ります。
4. 状況や相手に合わせて現代的な表現も検討する
この言葉は非常に丁寧な反面、どこか古風な印象を与えることもあります。スピード感が求められるカジュアルな会議や、親しい間柄でのやり取りでは、少し堅苦しすぎて不自然に聞こえるかもしれません。状況に応じて「おっしゃる通りです」や「ご指摘の通りです」といった、より現代的で柔軟な言い換え表現を選べるよう準備しておくと安心です。
「ごもっとも」の類語・言い換え表現
「ごもっとも」という言葉は、非常に丁寧で強い肯定を表しますが、何度も繰り返すと機械的な印象を与えてしまうこともあります。状況に合わせて、より自然で伝わりやすい言い換え表現を使い分けることが、ビジネスコミュニケーションの鍵となります。以下に、使いやすい類語とその具体的な例文をまとめました。
● おっしゃる通り
相手の言葉をそのまま肯定する、ビジネスで最も汎用性の高い表現です。「言う」の尊敬語である「おっしゃる」を使うため、目上の人に対して非常にスマートな印象を与えます。
〈 例文 〉
□ 部長がおっしゃる通り、現在の市場シェアの維持は急務かと存じます。
□ お客様がおっしゃる通り、本サービスは3営業日以内のご入金が必要です。
● ご指摘の通り
相手からミスを注意された際や、論理的な不備を突かれた際に、その正当性を認める表現です。単なる同意ではなく「あなたの指摘は的確です」という敬意が含まれます。
〈 例文 〉
□ ご指摘の通り、今回のデータ分析には一部年齢層の偏りが見受けられます。
□ 人員確保に課題がある点は、まさに課長がご指摘の通りでございます。
● 賛成です・同意です
特定の提案やアイディアに対して、自分の立場を明確に示したいときに使います。「ごもっとも」よりも、さらに一歩踏み込んで「私もその案で進めたい」という意思が伝わります。
〈 例文 〉
□ リモートワークの環境を整備して、生産性を向上させるという案に賛成です。
□ 迅速な意思決定を優先すべきとのご意見には、私も全面的に同意いたします。
「ごもっとも」の使い方や、より適切な言い換え表現などについて、例文もあわせてご紹介しました。「ごもっとも」は、相手の意見を尊重し、深い敬意を持って賛同を伝えることができる素晴らしい言葉です。ビジネスシーンにおいて、上司や取引先との信頼関係を築くための「会話の潤滑油」として非常に効果を発揮します。ただし、形式的な同意に見えないよう、使いすぎには注意しつつ、自分の意見も添えることでより双方向なコミュニケーションが生まれます。類語や言い換え表現など状況に応じた最適な言葉選びを心がけ、誠実さが伝わるスマートな振る舞いを目指しましょう。

働き方の変化、サイバー攻撃の高度化、クラウド活用の前提化 ── これらが重なったことで、VPNは限界を迎え、ゼロトラストやZTNA(ゼロトラスト ネットワーク アクセス)への移行が加速しています。近年、国内外で「脱VPN」のトレンドが急速に広がっています。 働き方の変化やサイバー攻撃の高度化、さらにはクラウド活用の必要性が重なり、VPNの限界が顕在化しています。今回はこのトレンドの背景や企業が直面する課題、そして解決策について詳しく解説します。
なぜ「脱VPN」が必要なのか
VPN(Virtual Private Network:仮想専用線)とは、インターネット上に暗号化された専用の通信経路を作り、外部から安全に通信を行う技術です。
特に、社外から社内ネットワークへのアクセスや拠点間の安全な通信が求められる状況で、情報漏えいや不正アクセスを防ぐ基本的な技術である一方、近年はその限界が指摘されています。
● VPNの構造的課題
一度接続すると広範囲な社内ネットワークにアクセス可能になるため、攻撃者に侵入されると被害が拡大しやすい。
接続増加時のスケーラビリティ問題や通信遅延がテレワーク・クラウド利用時代のボトルネックに。
● 攻撃リスクの増加
近年、VPNをターゲットにした脆弱性が急増。2024年の新規脆弱性の60%が「高」または「致命的」と評価されています。
● クラウド利用前提とのミスマッチ
Microsoft 365 や Google Workspace のような SaaS利用が標準化する中、VPN経由の接続は遅延や帯域圧迫を招き、可視化が難しいという問題があります。
2025〜2026年の最新トレンド
Gartnerの調査によれば、世界中の企業は以下の3つの分野に力を入れています。
● ネットワークセキュリティ(SASE、ZTNA)
社外からのアクセスやクラウド利用が当たり前の時代に対応するため、安全にどこからでもつながる仕組みが求められています。
● ID/アクセス管理(MFAなど)
「誰がアクセスしているのか」を厳密に確認するため、多要素認証(MFA)が必須となっています。
● 特権アクセス管理
重要データや管理者権限を持つ人のログインを厳しく管理し、内部不正や侵入に備える動きが加速。
脱VPN後の選択肢 ZTNAとSASE
VPNの限界が明らかになる中、「脱VPN」という流れが企業ネットワークの変革を促しています。ここでは、その後の選択肢として注目されているZTNA(Zero Trust Network Access)とSASE(Secure Access Service Edge)についてご紹介します。
ZTNA | Zero Trust Network Access
ZTNAは、ゼロトラストの考え方に基づき、必要なアプリケーションにだけアクセスを許可する仕組みです。
不要なルートは自動でブロックされるため、攻撃者がネットワークに侵入してもその被害を拡大させない特徴があります。
〈 細かなアクセス制御 〉
ZTNAは「最小権限の原則」を実現します。ユーザーは職務に必要なアプリケーションへのみにアクセス可能です。
これにより、不必要に広範囲なアクセスを制限し、セキュリティを強化します。
〈 クラウドとの高親和性 〉
クラウドサービスとの連携が容易であり、企業がクラウドファースト戦略を採用する上で最適です。
これにより、クラウド利用の円滑さとセキュリティが同時に実現できます。
SASE | Secure Access Service Edge
SASEは、ネットワークインフラとセキュリティ機能をクラウドで統合して提供するアプローチです。
これにより、拠点、モバイル、在宅勤務者など、あらゆる場所から安全にアクセス可能になります。
〈 クラウドベースの統合 〉
ネットワークとセキュリティが一体化され、どこからでも安全な通信が可能です。
特に、多拠点やリモートワークが一般的な企業にとって、管理が簡素化されます。
〈 柔軟なスケーラビリティ 〉
利用者の増加や拠点の増加にも柔軟に対応できる設計がなされています。
これはVPNのスケールの限界を解消しつつ、高性能なネットワークを維持するための重要な利点です。
企業がZTNAとSASEを選ぶ理由
通信速度と業務効率の向上: 両者は通信の最適化と高速化を実現し、業務の効率化に寄与します。
ランサムウェアリスクの低減: セキュリティの強化により、ランサムウェアなどのサイバー脅威に対する耐性が高まります。
クラウドサービスとの自然な連携: SaaSやクラウドアプリとの連携性が高く、企業のクラウド活用をサポートします。
IDベースの制御: ユーザーとデバイスごとに最適な制御が可能で、ネットワーク全体の安全性が向上します。
ZTNAとSASEは、ゼロトラストモデルを基盤にしたセキュリティフレームワークで、企業のデジタルトランスフォーメーションを支える選択肢として注目されています。企業はこれらの技術を活用することで、次世代のネットワークセキュリティを築き、セキュアで効率的な業務環境を実現していくことが求められています。
脱VPNを進める企業が考えるべき5つのステップ
VPNに依存しない新しいネットワークセキュリティ対策を構築することは、企業のセキュリティ強化や業務効率化に直結します。以下に、脱VPNを進める際の重要な5つのステップを紹介します。
1. 現状の可視化
まずは現在のネットワーク状況を詳細に把握します。具体的には、「誰がどのアプリケーションにアクセスしているのか」「どのような経路でデータが流れているのか」を整理することから始めます。このプロセスによって、改善すべき点やリスクを洗い出すことができます。
2. ID基盤の整備(SSO/MFA)
次に、シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)を導入して、安全で便利なログイン体制を整えます。SSOにより一度のログインで複数のサービスを利用可能にし、MFAによって追加の認証手段を用意することで、セキュリティを強化します。
3. アクセス制御ポリシーの設計
「誰がどのアプリケーションを使えるか」を具体的に定めたアクセス制御ポリシーを策定します。この段階では、最小権限の原則に基づき、各ユーザーに本当に必要なアクセス権のみを与えることが重要です。
4. VPNと併用しつつ段階的に移行
一気にシステムを切り替えるのではなく、VPNと新たなセキュリティフレームワーク(例えばZTNAやSASE)を併用しつつ、徐々に移行します。段階的な移行は、リスクを最小限に抑えながら新しいシステム環境に慣れていくことを可能にします。
5. ログの可視化・監視を強化し、継続的改善
最後に、アクセス履歴の見える化と監視体制の強化を行います。これにより、ネットワークの安全性を確保しつつ、継続的に改善を進めることができます。ログを分析することで、潜在的な問題や改善ポイントを早期に特定することができます。
これらのステップを踏むことによって、安全で効率的なネットワーク環境へと移行し、次世代のITインフラを構築することが可能になります。
福島リコピーでは、企業のネットワーク環境の現状分析から新たなシステムの設計、移行を一貫してサポートし、お客様のビジネスを安全かつスムーズに進化させるお手伝いをいたします。まずはお気軽にご相談ください。

近年、詐欺メールの手口がますます巧妙化しています。特に、社長や上司を装って「至急振込を!」といった指示が届くケースが急増中です。
新聞でも取り上げられたように、福島県内でも詐欺被害が過去最悪を記録しております。これには、メールやLINEでの指示に対する注意が必要です。
詐欺メールを日常業務で簡単に活用できるチェックポイントや対処法、さらにさらに安心!セキュリティ強化策方法を紹介します。
巧妙化する詐欺メール、その特徴とは?
詐欺メールは一見すると正規の連絡のように見えるため、誤って対応してしまえば大きな被害に繋がります。
ここでは、日常業務で簡単に活用できるチェックポイントをお届けします。
- 差出人のメールアドレス確認
微妙なスペル違いがないか、いつもと違うメールアドレスではないかとしっかり確認しましょう。 - 不自然な強調
件名や本文に「至急」「緊急」といった不自然な強調がないかをチェック。 - メールのみの振込依頼
振込や機密情報の送信依頼がメールのみで来ている場合は要警戒です。 - 添付ファイルやリンク
不用意に開かないように注意が必要です。 - 文体の違和感
普段と違う言い回しや敬語がないか不自然な空白がないかを確認します。
詐欺メールへの対処法
不審なメールを受け取ったときの初動が被害を防ぐカギを握ります。ここでは、慌てずに実行すべき手順を紹介します。
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メールの内容を電話や社内チャットで確認し、本人に直接聞いてみましょう。 - 社内ルールを遵守
怪しいメールは開かず、速やかに社内のルールに従って報告します。 - セキュリティの更新
セキュリティソフトやメールフィルタを常に最新に保ちます。 - 社員教育
詐欺メールの特徴を社員全体で共有し、意識を高めましょう。
さらに安心!セキュリティ強化策
セキュリティを強化するための方法を取り入れ、さらに安心感を得ることができます。
- メール認証技術の導入
SPF/DKIM/DMARCを利用して、なりすましメールを防止します。 - 二重承認ルール
重要な処理には二重の承認を付与することで、リスクを軽減します。 - セキュリティ課題診断
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メールや文書で目にする「ご査収ください」という言葉ですが、何気なく使っているけれど自信をもって説明できるほどではないという方もいらっしゃると思います。本記事では「ご査収ください」の基本的な使い方や注意すべきポイントなどをわかりやすく解説するとともに、受け取った際の返事の仕方についても詳しくまとめました。言葉の背景を理解していただき、日々のコミュニケーションをより円滑に進めるための一助としていただければ幸いです。
「ご査収ください」とは
「ご査収ください」は「ごさしゅうください」と読み、相手に何かを渡す際に添えられる丁寧な表現です。
この言葉に含まれる「査」にはよく調べて確認するという意味があり、「収」には手元に収めて受け取るという意味があります。単に物を受け取るだけでなく、内容に間違いがないかをしっかりと確かめてから、受け取ってほしいという願いが込められています。
大切な書類や金品を相手に送り、不備がないかチェックをお願いしたい場面で活用される、相手への敬意を込めた言い回しです。受け取る側が安心して内容を確認できるよう、品物を送る側が配慮を示すための丁寧な言葉として広く使われています。
「ご査収ください」の使い方
「ご査収ください」は主に、メールにファイルを添付して送る際や、封書で大切な書類を郵送する際に用いられます。相手が内容を確認する必要がある見積書、請求書、報告書などを届ける場面で活用するのが一般的です。
相手との関係性や状況に合わせて、言い回しを調整することで、より適切な印象を与えることができます。目上の方や社外の方へ送る場合は、「ご査収ください」に言葉を添えて、より柔らかな表現にすることをお勧めします。「ご査収のほどよろしくお願いいたします」や「ご査収くださいますようお願い申し上げます」といった形にすると、相手への敬意がより深く伝わります。一方で、すでに関係性が築けている相手や、少し簡潔に伝えたい場面では「ご査収願います」といった形も使われます。送るものの重要度や相手との距離感に合わせて、最適な言葉を選んでみてください。
〈 メールで添付ファイルを送る場合の例文 〉
□ 先日の会議議事録を添付いたしました。ご査収ください。
□ 修正いたしましたデータを添付いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
□ ご依頼いただいた資料を添付いたしましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。
〈 郵送で書類を送る場合の例文 〉
□ 研修プログラムのパンフレットを同封いたしましたので、ご査収ください。
□ 請求書を郵送しましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。
□ 注文書一式を本日発送いたしました。お手元に届きましたら、ご査収のほどお願いいたします。
「ご査収ください」を使う際の注意点
相手に書類やデータの内容を、精査して受け取ってほしいときに用いる「ご査収ください」という言葉ですが、より円滑なコミュニケーションを行うためには、いくつか配慮しておきたい点があります。日々のやり取りで役立つ注意点について解説します。
1. 確認すべき対象がある場合のみ使用します
「ご査収ください」は、内容をよく調べて受け取るという意味を持っているため、必ず添付ファイルや同封書類など、確認すべき実体がある場面で用いることが大切です。確認するものが何もないメールや書面で「ご査収ください」を使ってしまうと、相手は何を確認すればよいのか分からず、戸惑わせてしまう可能性があります。また、メールの本文中に情報を記載しただけで、わざわざ資料を開いて確認するほどではない場合は、「ご確認ください」という表現に留めておくのが自然な印象を与えます。
2. 相手との関係性に合わせて言い回しを選びます
「ご査収ください」は目上の方や取引先に対しても使用できる言葉ですが、「ください」という語尾が命令のニュアンスを含んでいると感じる方もいらっしゃいます。相手に強制しているような印象を与えたくない場合は「ご査収のほどよろしくお願いいたします」や「ご査収くださいますようお願い申し上げます」といった、より柔らかな表現を選ぶのが望ましいです。また、相手からの依頼がない状態で企画書などを送る際は、「ご査収」よりも「お目通しいただければ幸いです」といった言葉を用いることで、より控えめで丁寧な姿勢を伝えることができます。
3. 口頭ではなく書面やメールで用います
「ご査収ください」は、主に文章の中で使われる書き言葉としての性質を持っています。そのため、直接会って話す際や電話でのやり取りの中で使われることは一般的ではありません。対面や電話で同様の意図を伝えたい場合には、「ご確認ください」や「お目通しください」、「ご確認の上、お納めください」といった話し言葉に適した表現に言い換えることが推奨されます。
「ご査収ください」の返事の仕方
相手から「ご査収ください」という言葉を添えて資料をいただいた際、どのように返信をすればよいかについて、場面ごとに詳しく解説します。
● 受け取りと確認の状況を伝えます
「ご査収」は「よく確認して受け取ってください」という意味の言葉ですので、返信の際も「確かに受け取ったこと」と「内容を確認したこと」をセットで伝えるのが丁寧です。もし出先などで、すぐに詳細な確認ができない場合は、まずは届いたことへの感謝を込めて「拝受いたしました」と一報を入れるのが親切です。その際、「内容については後ほど確認し、改めてご連絡いたします」と一言添えることで、相手に安心感を与えることができます。 なお、「ご査収」は相手の動作を敬う言葉ですので、自分を主語にして「ご査収しました」と答えるのは誤りとなります。自分側の動作としては「拝受いたしました」「確認いたしました」といった表現を用いるのが適切です。
● 内容に問題がない場合の伝え方
受け取ったものの内容を確認し、修正点や不明点がない場合は、その旨を明確に伝えます。 「お送りいただいた資料を拝受し、内容に問題がないことを確認いたしました。迅速なご対応に感謝申し上げます」といった返信をすることで、相手は次の工程へ安心して進むことができます。
● 修正や確認をお願いしたい場合の伝え方
内容に相違があったり、変更をお願いしたい点が見つかったりした場合は、速やかにその内容を伝えます。「資料を拝見しましたが、数点修正をお願いしたい箇所がございます。お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますでしょうか」と、相手の労をねぎらいつつ、具体的にどの部分を直してほしいのかを明確に示すことで、スムーズなやり取りが可能になります。
「ご査収ください」の言い換え表現
「ご査収ください」という表現以外にも、状況や相手との関係性に合わせて使える、丁寧な言い換え表現がいくつかあります。それぞれの言葉が持つニュアンスを理解して使い分けることで、より細やかな配慮が伝わります。
1. ご確認ください
この表現は、書面だけでなく対面での会話でも使える非常に汎用性の高い言葉です。「受け取る」という意味までは含まれませんが、内容を確かめてほしいときに最も幅広く活用できます。
〈 例文 〉
□ スケジュールの詳細を記載いたしましたので、内容をご確認いただけますでしょうか。
□ 来月の販売計画案を作成いたしました。お手すきの際にご確認をお願いいたします。
2. ご高覧(こうらん)ください
「見る」の非常に丁寧な尊敬表現で、主に社外の方や目上の方に対して、敬意を込めて書面やメールで用います。完成した成果物を見ていただく際などに適していますが、修正を前提とした確認にはあまり向きません。
〈 例文 〉
□ 弊社の新しい会社案内が完成いたしましたので、ご高覧いただければ幸いです。
□ 今年度の活動報告書をまとめました。お時間の許す際にご高覧お願い申し上げます。
3. お目通しください
書類の全体に目を通してほしいときに使われる表現です。メールなどの文章よりも、口頭で上司や関係者に確認を依頼する際に適しており、社内でのやり取りでよく選ばれます。
〈 例文 〉
□ 会議の参考資料を事前に共有いたします。当日までにお目通しいただけますでしょうか。
□ プロジェクトの進捗を報告書にいたしました。後ほどお目通しをお願いいたします。
4. ご一読ください
「一通りざっと読んでおいてください」というニュアンスを含みます。会議前の資料共有など、内容を把握しておいてほしい場面で、相手にあまり負担を感じさせずに依頼したいときに役立ちます。
〈 例文 〉
□ 本日の打ち合わせに使用する資料を共有します。事前にご一読いただけますでしょうか。
□ お客様からいただいたご要望をまとめました。会議の前にご一読をお願いいたします。
5. ご参照(さんしょう)ください
他の資料と照らし合わせたり、参考にしたりしてほしいときに用いる言葉です。メインの資料を補足するデータや、過去の事例を見てほしい場合に適しています。
〈 例文 〉
□ 詳しい算出根拠につきましては、別添の計算書をご参照くださいますよう存じます。
□ 昨年度の売上実績を共有いたします。今期の目標を立てる際にご参照ください。
「ご査収ください」の基本的な使い方や注意すべきポイント、受け取った際の返事の仕方について解説しました。「ご査収ください」は、内容を確認して受け取ってほしいという意思を、簡潔に伝えられる言葉です。目上の方には、より丁寧な言葉選びを心がけることがスムーズなやり取りの鍵となります。状況に応じて「ご確認ください」や「ご高覧ください」などの言い換え表現と使い分けることで、さらに洗練された印象を相手に与えることができます。形式的な作法としてだけでなく、相手の状況を慮る「配慮の言葉」として、これらの表現を磨いていくことで、日々のやり取りはより深みのあるものへと変化していきます。本記事が、皆さまのさらなるご活躍を支える一助となれば幸いです。

最近、多くのオフィスで「スキャンデータをメールで送信できない」や「複合機で認証エラーが発生し業務が止まる」という、昨日まで使えた複合機のスキャン送信が突然できなくなった問題が増えています。原因は、Microsoft 365の基本認証の廃止。複合機からメールを送信する際に用いられていた「基本認証」が終了し、「先進認証(OAuth 2.0)」への移行が求められています。
これまで、複合機からメールを送る際の認証は、IDとパスワードを入力する「基本認証」が主流でした。しかし、この方法はセキュリティに脆弱性があるため、Microsoftはより安全性の高い認証方式への移行を進めています。
対応方法
この問題に直面した場合、以下のいずれかの対策が必要になります。
1. 「先進認証」に対応した設定への変更
お使いの複合機が新しい規格に対応している場合、設定を書き換えることで復旧できます。ただし、専門的な知識(Microsoft365の管理者権限など)が必要になります。
2. アプリパスワードの活用
多要素認証を利用している場合、個別に「アプリパスワード」を発行して設定することで、一時的に回避できるケースがあります。
3. 中継サーバー(SMTPリレー)の構築
複合機側がどうしても新しい規格に対応できない古い機種の場合、中継用の設定を噛ませることで回避可能です。
これらは設定一つで直ることもあれば、「今の機械では物理的に対応不可」というケースもあるため、まずは現状把握が重要です。
特に数年前からお使いの複合機や、以前の設定のままの環境で顕著に発生します。
ITトラブルは気づかぬうちに業務を妨げ、ストレスを招きます。「突然のエラーで困った」「原因がわからない」そんな時は、ぜひ福島リコピーにご相談ください。私たちは、エラー解消をサポートするだけでなく、将来的なMicrosoftのアップデートに備えた強固なIT環境を作るお手伝いをしています。
複合機のメーカーを問わず、現状の調査から設定の代行までご対応いたします。
「うちの複合機はどうなの?」という疑問から、お気軽に福島リコピーへお問い合わせください。

外出が多い営業担当者の皆様、テレワーク中に「FAXで至急見積もりを!」という依頼を受けて困った経験はありませんか。デジタル化が進んでいるとはいえ、依然としてFAXは重要な通信手段として根強く残っています。今回は、そんな「FAXにまつわるトラブル」を解決する方法をご紹介します。
外出先での「今すぐFAX送信」はなぜ大変?
多くの方が経験するように、外出先や自宅からFAXを送るのはひと苦労です。 手元にPCしかない場合、わざわざコンビニを探し、データをプリントアウトした後にFAX送信しなければならないこともあります。また、大量の宛先にFAXを送る場合、複合機から離れられず効率が悪いと感じることがあるでしょう。
「メールで送れればいいのに」「PCから直接FAX送信できたら業務効率が上がるのに」と思ったことがある方に朗報です。 リコーの「RICOH クラウドファクス送信」で解決!こんな「場所と機器の縛り」から解放されるのが、リコーが提供する「RICOH クラウドファクス送信」です。これは、PCからインターネット経由で直接FAXを送信できるクラウドサービスです。
RICOH クラウドファクス送信 主な特長と導入メリット
1. 場所を選ばず送信可能
インターネット環境とWebブラウザ(Microsoft Edge, Google Chromeなど)があれば、外出先のカフェや自宅、ホテルからでも、会社の複合機と同じようにFAX送信が可能です。
2. PC作成データをダイレクト送信(ペーパーレス)
Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのファイルをWebブラウザ上にアップロードするだけで送信できます。一度紙に出力する必要がないため、手間もコストも削減できます。
3. FAX回線・FAXボード不要
クラウド側のサーバーからFAX網へ送信するため、手元のPCやオフィス機器にFAX回線や専用のFAXボードが不要です。FAX機能がついていないプリンターや複合機をお使いの環境でも、送信機能を付加することができます。
● RICOH クラウドファクス送信: https://www.ricoh.co.jp/products/list/ricoh-cloud-fax-sending
「実際の画面」で操作感を体験!デモで操作性を確認!
「本当にブラウザだけで送れるの?」「操作は難しくない?」と思った方のために、実際の操作画面を体験できるデモ環境があります。 今の複合機環境を変えずにFAX送信を効率化したい方、外出の多い営業チームに導入したい方など、ぜひデモをご覧ください。「FAX業務」の常識が変わる瞬間を、私たちがサポートいたします。
福島リコピーでは、お客様の業務環境に合った最適な活用方法をご提案し、デモを通じて実際の使い勝手を確認いただけます。お気軽に福島リコピーへお問い合わせください。
2026年1月20日
福島リコピー株式会社
拝啓
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨今、弊社名や弊社社員を装った「なりすましメール(詐欺メール)」が
不特定の宛先に送信される事例が報告されております。
これらのメールは、
- LINEグループの登録を促す。QRコード等の個人アカウントに係る情報の添付を求める。
- 不審なURLや添付ファイルの開封を促す。
- 振込先の変更や緊急対応を求める。
などの内容が含まれている可能性がございますが、弊社とは一切関係がございません。
万一、弊社名義の不審なメールを受信された場合には、記載されたURLへのアクセスや
添付ファイルの開封を行わず、当該メールの削除等、十分ご注意いただきますようお願い
申し上げます。
また、ご不明な点がございましたら、メール記載の連絡先ではなく、
弊社担当営業までご確認くださいますようお願い申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具

会議や打ち合わせといった意見交換の場で、「忌憚のない」という言葉が使われることがあります。アンケートなどの文書で見かけることもあり、なんとなく「遠慮なく」という意味だと分かっていても、もし誤った使い方をしてしまったら…と自信が持てないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では「忌憚のない」の意味やビジネスシーンで使う具体的な方法、注意ポイントや言い換え表現などについて、例文もあわせてご紹介します。
「忌憚のない」の意味
「忌憚のない」は「きたんのない」と読み、相手に対して「遠慮しないでほしい」という気持ちを伝える際に使われる言葉です。
この言葉に含まれる「忌憚」には、もともと「気を遣って遠慮する」や「いみはばかる」といった意味があります。そこに打ち消しの「ない」を組み合わせることで、「遠慮をしない」や「気兼ねをしない」という意味合いになります。そのため、基本的には「忌憚のない」「忌憚なく」といった否定の形をセットにして、相手に率直な本音を求めている姿勢を示すときに活用されます。
「忌憚のない」の使い方
ビジネスの場では、建前ではなく本音での議論が必要な場面が多くあります。そのようなときに「忌憚のない」という言葉を添えることで、相手の心理的なハードルを下げ、率直な意見や評価を引き出しやすくすることができます。
主な活用シーンとしては、会議や打ち合わせの冒頭で参加者に発言を促すときや、プロジェクトの改善点を知るためにフィードバックを求めるとき、あるいはアンケートを通じて正直な声を募るときなどが挙げられます。
● 相手に意見やアドバイスを求めるとき
議や打ち合わせの場で改善案を仰ぎたいときに、本音で話してほしいという願いを込めて使用します。
〈 例文 〉
□ 皆さまの忌憚のないご意見をお聞かせください。
□ より良い成果を目指したく、進捗について忌憚のないフィードバックを頂ければ幸いです。
● 自分の意見を正直に伝えたいとき
相手から「率直に言ってほしい」と求められた際に、失礼を承知で本心を伝えるクッション言葉として活用します。
〈 例文 〉
□ 大変恐縮ではございますが、本件について私なりの忌憚のない意見を申し上げます。
□ 今後の改善のために、差し支えなければ忌憚なく私の考えをお伝えしてもよろしいでしょうか。
● 活発な議論やコミュニケーションを促すとき
話しやすい雰囲気を作りたいときや、要望を遠慮なく伝えてほしいときに添える表現です。
〈 例文 〉
□ 本日は、皆さまと忌憚のない意見交換ができる貴重な場となれば幸いです。
□ ご不明な点や気になることがございましたら、どうぞ忌憚なくお申し付けください。
「忌憚のない」を使う際の注意点
「忌憚のない」という言葉は、スムーズな意見交換を助けてくれる便利な表現ですが、ビジネスシーンで活用する際にはいくつか気をつけておきたいポイントがあります。相手との良好な関係を保つために、以下のポイントに注意しましょう。
1. 目上の方への使い方に配慮する
「忌憚のない」という言葉自体は敬語ではありません。また、本来「遠慮しないでほしい」と目下の人に対して使うニュアンスを含んでいるため、目上の方に対して直接使うのは避けたほうが安心です。もし上司や取引先の方に率直な意見を伺いたい場合は、「率直なご意見をうかがえますでしょうか」や「お気付きの点がございましたら、ぜひご指導ください」といった、より敬意の伝わる丁寧な表現に言い換えるのがスマートです。
2. 否定的な意見ばかりにならないよう意識する
相手から「忌憚のない意見を」と求められた際、正直に伝えようとするあまり、否定的な内容ばかりになってしまうことがあります。しかし、あまりに厳しい指摘が続くと、相手を傷つけたり関係を損ねたりする恐れがあります。意見を伝えるときは、良い点と改善点の両方に触れるなど、相手の立場に立った建設的な伝え方を心がけることが大切です。
3. クッション言葉を添えて印象を和らげる
率直な意見を述べる前には、相手への敬意を示す「クッション言葉」を添えるのがマナーです。「大変恐縮ではございますが」や「僭越(せんえつ)ながら」といった一言を添えるだけで、後に続く言葉の鋭さが和らぎ、相手に受け入れてもらいやすくなります。あくまで相手を尊重しているという気持ちを形に表すことが、円滑なコミュニケーションの秘訣です。
4. 常に否定の形で使用する
「忌憚」は基本的に打ち消しの言葉とセットで使われます。「忌憚のない」や「忌憚なく」という形が正しい使い方であり、「忌憚のある」といった肯定の形で使われることはありません。不自然な印象を与えないよう、決まったフレーズとして覚えておくと安心です。
5. 感謝の気持ちを忘れずに伝える
もし自分から「忌憚のない意見」をお願いし、相手が勇気を持って本音を話してくれたなら、その姿勢に対してしっかりと感謝を伝えましょう。その際、返答に「忌憚のない」という言葉を繰り返すのではなく、「貴重なご意見をありがとうございます」や「率直に仰っていただき感謝いたします」とお伝えすると、より丁寧でプロフェッショナルな印象になります。
「忌憚のない」の言い換え表現
「忌憚のない」という言葉は、使う相手やシチュエーションによっては少し堅苦しく感じられたり、目上の方に対しては不自然になったりすることがあります。柔軟に使い分けられるよう言い換え表現をまとめました。
1. 率直
「ありのままで隠すところがない」という意味を持つ、非常に使いやすい言葉です。柔らかい印象を与えつつ、本音を聞きたいという意図がしっかり伝わります。目上の方に対しても使いやすく、ビジネス全般で活躍します。
〈 例文 〉
□ プロジェクトの改善案について、ぜひ率直なご意見をうかがえますでしょうか。
□ 本日の会議では、日頃から感じている課題を率直にお伝えしたく存じます。
2. 遠慮なく
周りに気を遣って言葉を控えることをしない、という意味です。「忌憚のない」をより日常的な言葉にした表現で、書き言葉でも話し言葉でも使われます。目上の方へは「ご遠慮なく」とすることで、より丁寧な印象になります。
〈 例文 〉
□ ご不明な点やご不安なことがございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けください。
□ 資料の内容に修正が必要な箇所があれば、遠慮なくご指摘をいただけますか。
3. 気兼ねなく
「相手に対して過度に気を遣わない」という、心理的なハードルを下げるニュアンスが含まれます。相手をリラックスさせたいときや、より話しやすい雰囲気を作りたいときにぴったりの言葉です。
〈 例文 〉
□ どのような些細なことでも構いませんので、お気兼ねなくお話しくださいませ。
□ 今後のスケジュールについてご要望があれば、いつでも気兼ねなくご相談ください。
4. ざっくばらん
もったいぶらず、ありのままの心情を出す様子を表します。親しみやすい表現ですが、少しカジュアルな印象になるため、主に同僚や気心の知れた相手との打ち合わせ、あるいはアイデア出しの場などで使われます。
〈 例文 〉
□ 本日のミーティングは、皆さまとざっくばらんな意見交換をしたいと考えております。
□ 新サービスの企画について、まずはざっくばらんな感想を聞かせていただけますか。
5. 歯に衣着せず
思ったことを包み隠さず、はっきりと正直に伝えることを意味します。信念を持って率直に発言する様子を指し、良い意味で使われることが多いですが、状況によっては相手を傷つけてしまう恐れもあるため、使い方には少し注意が必要です。
〈 例文 〉
□ 部長はいつも歯に衣着せぬご指導をくださるので、私自身の成長に繋がっております。
□ 歯に衣着せぬ意見交換をすることで、プロジェクトの弱点が明確になりました。
「忌憚のない」という言葉は、ビジネスシーンにおいて、建前ではない本音の議論を交わし、より良い成果を生み出すための大切なきっかけとなります。会議やフィードバックの場でこの一言を添えることで、相手が安心して発言できる雰囲気を作ることができ、活発な意見交換を促す一助となるでしょう。ただし、率直さを大切にするあまり、相手への配慮を忘れてしまっては本末転倒です。状況に応じて言い換え表現を選んだり、クッション言葉を活用したりして、相手を尊重する気持ちを忘れないようにしましょう。言葉遣いを少し工夫するだけで、周囲との信頼関係はより深まり、円滑なコミュニケーションへとつながっていくことでしょう。

2025年10月14日をもって、Windows10のサポートが終了しました。この日を境にセキュリティリスクが高まることはいうまでもありませんが、日本では依然として多くの企業がWindows10を使用しているというデータがあります。この記事では、サポート終了後に生じる具体的な問題と、それに対する対策についてご紹介します。
放置すれば実害発生!サポート終了パソコンのセキュリティリスク
Microsoft からのセキュリティ更新が止まることにより、Windows10を使い続けることは危険が増す一方です。特に、新たに発見された脆弱性が修正されないことで、パソコンは「鍵の壊れた家」のような無防備な状態になります。
● セキュリティホールが招く「鍵の壊れた家」の危険
ランサムウェア攻撃のリスク
過去の例として、Windows XPのサポート終了後に「WannaCry」というランサムウェアが流行しました。同様のリスクがWindows10にも及ぶ可能性があります。セキュリティホールが放置されることで、サイバー攻撃のターゲットとなるリスクが高まります。
情報漏洩と巨大な損失
マルウェア感染や不正アクセスにより、重要な顧客データや機密情報が流出する恐れがあります。一度情報漏洩が発生すると、企業の信用が損なわれ、数千万円から数億円規模の損失が発生する可能性があります。
業務停止の危険性
ランサムウェア攻撃に遭遇すると、システム復旧まで平均24日間のダウンタイムが発生することも。これは、企業活動が長期間止まる事態を引き起こす深刻な問題です。
業務効率の低下と非互換性問題
セキュリティリスクだけでなく、最新のアプリケーションや周辺機器がWindows10に対応しなくなる可能性があります。これにより、業務の効率が低下し、システムの互換性問題が表面化します。
実害から身を守るために!Windows 11への確実な移行対策
Windows 10のサポート終了に伴い、セキュリティリスクから貴社の事業を守るために、Windows11への移行は急務です。選択肢としては「パソコンの買い替え」と「Windows11へのアップグレード」の2つが考えられます。以下に、それぞれの移行戦略について説明します。
● 最適な移行戦略・パソコンの買い替え
Windows 11のシステム要件である「TPM2.0」や「セキュアブート」は、古いPCでは満たせないケースが多いため、最新のパソコンへの買い替えが最も推奨される選択肢となります。
この方法の大きなメリットは、セキュリティが強化されるだけでなく、性能や互換性も最新の状態にアップデートされるため、将来にわたって安心して業務を継続できる点にあります。加えて、新品であればメーカー保証が付帯するため、万が一のトラブルの際も手厚いサポートを受けることが可能です。
一方で、導入にあたって初期費用が発生することや、既存のデータを作業して移行させる手間がかかるといった側面もあります。しかし、システム要件を満たしていない端末や、導入から5年以上が経過している古いパソコンを運用している企業にとっては、安定性と安全性を確保するために最も適した解決策といえます。
● Windows11にアップグレード
Windows 11へのアップグレードは、現在使用しているアプリやデータをそのまま引き継ぎながら無償で実施できるという大きなメリットがあります。しかし、パソコンがシステム要件を満たしていない場合にはアップグレード自体が行えないほか、一部のアプリケーションが互換性の問題によって正常に動作しなくなる可能性がある点には注意が必要です。
そのため、この方法は手元のパソコンがシステム要件をクリアしており、かつ新しい機材を購入する予算を抑えたい場合に推奨される選択肢となります。
実際に移行を進める際には、まずご使用のパソコンがWindows 11の最小要件を満たしているかを事前に確認してください。その上で、万が一のトラブルに備えて、重要なファイルは外付けHDDやクラウドストレージなどの安全な場所へバックアップしておくことが極めて重要です。
福島リコピーの総合的なサポート
Windows10のサポート終了はOSの更新だけでなく、セキュリティ体制と業務効率を見直す絶好のチャンスです。私たち福島リコピーは、以下のサポートを提供し、貴社が安全かつスムーズに移行できるよう全力でサポートいたします。
1. 最適なPC選定と提案
貴社の業務内容や予算に最適な、TPM 2.0など最新セキュリティ機能を搭載したPCをご提案いたします。
2. データ移行のサポート
煩雑なデータ移行作業を代行し、業務中断を最小限に抑えます。
3. AI対応PCへのアップグレード
Windows 11の最新AI機能を活用できるPCの選定と導入を支援します。
私たち福島リコピーでは、Windows10のサポート終了に伴う対策を全力でサポートしています。 セキュリティと業務効率を両立するための多様なソリューションを提供し、貴社のIT環境を守ります。
何から始めるべきか分からないという方も、お気軽に、福島リコピーへご相談ください。 お客様のデータと信用を守るために、迅速かつ確実なサポートをお約束します。
